ある程度のことを考え尽きると、人生を受け入れられるようになる。
死を怖がることをやめ、逃れることをやめ、
自分の速さで歩みを進めることが喜びとなる。
何を求めることもなく、生きていないとできないことに焦点を当てワクワクし
そのためには苦労も苦痛も少しは耐え、酸いも辛いも嫌がらずに
時に物事を解剖し、学問に助けを借りながら
自分のうちにあるものに耳を澄まし続ける。
常にありのままの状態でいると、
自分のふるまいと言動に責任を持つことは、内なる感情に向き合う証拠となる。
うちの自分を閉じ込めず外に表現することは、人生を受け入れる証拠となる。
表現することの恐れ、人を見ると感じてしまうもどかしい苦しみから解放されるためには
その感情を見つめて自分の中で解消し、改善すればいい
そうしないのは、他人への甘えだ。
でもそのように生きていると、苦しみにさいなまれて動けない人がどうしようもなく
可愛く見えてしまって、仕方がない。


