好きな人ができるということは素敵なことです。
その人の素敵な一面をとらえ、あなたに結び付けることができたということです。
今後の人生も長い間共にしていきたいという願いから、あなたはその人と付き合いたいと思うようになります。
その思いはいつからかあなたに定着し、好きということが当たり前な前提となっていきます。
あなたはその人しか考えられなくなり、その人に振られてしまったから困っているのですね。
ここでなぜ、あなたはその人がいないだけでこんなに涙を流さなければいけないのか考えてみましょう。
上の一連の流れの中で、少しおかしいところがありました。
それは4行目です。
「好きが当たり前な前提となる」これはなぜ起こってしまったのでしょうか。
好きな人ができて、
その人との共通点やその人との間に生まれるものの美しさ、楽しさに目を向けたところまでは幸せでした。
それがずっと続いてほしいという願いももっともなことです。
その後に起こった4行目は、その幸せを当たり前にしたことから起こりました。
当たり前ではなかったその人とのハーモニーの美しさと幸せを世界にもともとあるものととらえたのです。
それを発見し愛でていたのはあなたです。
あなたにしかできないことでした。
そのひと時を楽しむことができた自分の心の美しさに目を向けてみると、自分を振ったその人なんてどうでも良くなってきませんか。
あなたは見ることができたものを相手は見れなかった。
あなたはその人よりももっと美しいものを知っているのです。
素晴らしく素敵な綺麗な心を持つあなたなら、素敵な人と出会えるはずです。