自分とは

特徴

 

自分とは何のことを言うのでしょうか。

あなたの頭、心、体 どこということはできず、すべてが自分です。

あなたの頭の中に入っている情報、あなたの心に残っている情景、あなたの体で感じた体験

と言い換えることもできます。

それはつまり、あなたの記憶したものごとです。

 

記憶には、印象的に思い出せる記憶と、ふとした瞬間によみがえる記憶があります。

意識上では忘れていると思えることでも、あなた自身は忘れていないということです。

あなたの無意識が記憶しているのです。

 

あなたはあなたが思っているよりも深いところまであります。

光の届かない海の底にはたくさんの記憶が落ちています。

その中に大切にしていたものはないでしょうか

それは光が届かない場所でも自ら淡い光を放っているはずです。

あなたに気付かれるために

 

あなたが目にしているものはあなたの記憶になります。

それはあなたの中に取り込むということでもあります。

あなたが目にしたもの、聞いたもの、感じたものはすべてあなたであるということ

見てしまったものがあなたであれば、直面した問題を人ごとのように無視をするのは苦しいことでしょう

自分の範囲は生きているうちにどんどん広がりますが、

あなたにはすべての問題を受け止める力があるのです。

 

海のように広く陸にあふれるほどに広大なあなたの中で

あなたは自由に泳ぐことができます。

深く呼吸をしながらその広大さを感じてみてください。

目を閉じ、海を想像し、目を開け、自分を見つめると

 私のかたち が見えてきます。

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