小さい時はお化けが怖かった
怪我をすると痛かった
怒られると怖くて泣いた
恐怖を感じることが多いですね。
大人になってからは
お化けは怖くないし
怪我をしてもまあいつか治るし
怒られても無視していればいいし
恐怖を直接受けることは少なくなりました。
そのうち怖いと思うことに耐性が無くなり
避けるようになっていきました。
これは自分が怖いと思う分野だからやめておこう
怪我をしそうだしやらないでおこう
機嫌が悪そうだし近づかないでおこう
あなたは怖いことがない安心した毎日を送っています。
生きることに慣れている人は死ぬことを忘れます
生は死無くして成立しませんから、
死を忘れた人は生きることも忘れていきます。
自分が生きているのか死んでいるのかわからない状態で境目があいまいになってゆきます
死んだように生きるか、生きているのに死ぬのか
そんな状態になってしまいます。
これはいいことではありません
生きていることへの感謝は死と向き合うことが必要です
死は悲しく怖いものと感じていれば、
それはあまりやりたくないと思うかもしれません。
死と生は表裏一体です
私たちはたまたま生の世界にいますが
死の世界は常に裏側に存在しています。
生が豊かなものであれば、死も豊かなものかもしれません
生に集中しているからと視野を狭めているのは死と向き合うのが面倒だからですか
地を見て歩いていきましょう
曖昧になってしまってはせっかくの生がもったいないです
大切にしてください。